約50年続く、大塚のビッグイベント
8月25日、26日の2日間、大塚駅周辺で「東京大塚阿波踊り」が開催される。南大塚で1971年に地元商店街の主催で始まった本イベントは、地元連の新粋連など、約1000人以上の踊り手が参加する、熱気あふれる大塚の夏の風物詩。昨年はコロナの影響もあり、小規模での開催だったが、今年は従来の規模に。8月25日に前夜祭、26日に本祭を開催する。地域に根ざした地元連を中心として、多数の参加連によるそれぞれ個性豊かな踊りで、大塚駅を大いに盛り上げるに違いない。
また、トランパル大塚(大塚駅南口駅前広場)に面した会場には約1,000個の提灯を点灯。大塚の風物詩として、夏の夜を華やかに彩る。
前夜祭から盛り上がる! 「南大塚商業まつり」
本イベントは、8月25日の前夜祭から盛りだくさんの内容だ。
前夜祭は「南大塚商業まつり」として、南大塚ホールが会場となり、17時から開場。豊島区立朋有小学校による、「朋有太鼓」からスタートし、オープニングセレモニーののち、巣鴨小学校の児童・先生・保護者からなる、「巣鴨っ子連」による阿波踊りから、「大塚ものがたり」の歌披露、事前に配布された大塚商業祭りお楽しみ券の当選者抽選会。そして休憩を挟んで後半は阿波踊りの舞台演舞が行われる。
毎年夏休み限定で活動している「盛和連」、小さい子から大人まで61名という大所帯の地元連「大塚商興連」、第1回から参加、今年で46回連続の出場となる「サンモール大塚駅前連」、そして阿波踊りの本場、徳島の阿波(あわ)藍(あい)より出(い)でた鮮やかな青を基調とした衣裳を身にまとった「新粋連」の計4連が参加。
足を運んで、本祭に向けて気分を高めてみてもよいだろう。
4年ぶりに復活! 南大塚通りでの流し踊り
毎年1,000人以上の踊り手が参加し、熱気あふれる大塚の夏の風物詩である「第49回 東京大塚阿波おどり」。
今回の見どころのひとつが、4年ぶりの復活となる南大塚通りの流し踊りだ。十文字ブラスバンドを先頭に、新粋連、サンモール大塚 駅前連、大塚商興連、盛和連、巣鴨っ子連、空蝉連、巣鴨信用金庫連、パナソニックホームズ連、豊島区役所連、桃李連、彩芽連の11連が参加。
26日(土)午後4時ごろから開始となるので、ぜひ南大塚通りに集まっていただきたい。
また、トランパル大塚(大塚駅南口駅前広場)にて輪踊り、組踊り、祭りの締めの乱舞など、ほかにもみどころは満載だ。阿波踊りの迫力を間近で感じることができる。
夏の終わりに、大塚、そして豊島区に、なくてはならない熱気溢れる本イベントをぜひ体感してみてはいかがだろうか。