10年以上続く、池袋で沖縄気分を味わうめんそーれフェスタ
5月26日(金)~6月4日(日)に、サンシャインシティ内の各施設にて「第14回サンシャインシティ 沖縄めんそーれフェスタ」(以下沖縄めんそーれフェスタ)が開催される。第14回目となる今回は、4年ぶりに期間を10日間に延長し、物産展の出店数は過去最多の約50店舗とパワーアップ。期間中は沖縄気分で買い物や飲食が楽しめる「沖縄物産展」や、屋外特設会場にオリオンビールや沖縄の食を満喫できる「めんそーれビアテラス」をオープンする。さらに各会場では、沖縄の伝統芸能や沖縄にゆかりのあるアーティストによる生ライブなどのコンテンツを用意。
また今年はサンシャインシティを飛び出して、池袋駅東口からすぐのP-144」PUB内でも、沖縄めんそーれフェスタとのコラボを実施。沖縄県名護市にあるヘリオス酒造の「ゴーヤーDRY」や、恩納村産のパッションフルーツを使った爽やかなドリンク、沖縄の名産品を使用したP144オリジナルフードを提供する。さらに5月31日(水)、6月2日(金)の2日間には沖縄県立芸術大学琉球芸能専攻OBによる三線ライブも開催される。間近で三線の演奏を見ることのできる貴重な機会となりそうだ。
池袋の一大イベントへと成長。その始まりとは?
今や池袋の一大イベントとなった沖縄めんそーれフェスタは、サンシャインシティのオープン30周年となる2008年に、「沖縄」をテーマに初の全館連動型のイベント実施計画がスタートしたところから始まる。
そもそも2006年から、「サンシャイン水族館」(旧サンシャイン国際水族館)では、沖縄県恩納村のサンゴを借り受け、水族館で育て、殖やし、沖縄の海に還す『サンゴ返還プロジェクト』を進めていた。より多くの方に沖縄の海の現状やサンゴについて知ってもらいたい思いもあり、2009年、恩納村をはじめとした沖縄県の方々の協力を得ながら、沖縄の音楽・食・観光・伝統芸能等、さまざまな魅力が一堂に会し、沖縄をPRするイベント「沖縄めんそーれフェスタ」を開催。第1回目は、ショッピングセンター内での抽選セールやレストランフェア、水族館では生物展示など、既存のキャンペーンに沖縄らしさを出しながら、小催事場での物産展と噴水広場でのミニライブを行うという小さなスタートであった。その後の第2回目以降は物産展の会場も展示ホールに移し、地道な誘致活動も行ったことで、イベントの規模が拡大され、認知度が高まっていった。
2013年の第5回目になると、今では恒例の、サンシャイン60通りで沖縄の伝統芸能「エイサー」を披露する「池袋めんそ~れ祭りinサンシャイン60通り(主催:サンシャイン60通り祭り実行委員会)」も加わった。こうして徐々に豊島区や地元商店会の協力も得ながら、池袋の街を巻き込んで展開される地域密着型のイベントとしてステップアップすることで毎年欠かさず訪れるというファンも増えた。さらには近隣だけでなく、他県からも数多くの来場者が訪れる10年以上続く地域の定番イベントへと成長していった。
食べる、買う、生ライブを楽しむ……イベントの見どころ
沖縄物産展や三線ライブなどさまざまなコンテンツが用意されている本イベントは見どころがたくさんある。
まずはワールドインポートマートビル4F 展示ホールAにて行われる沖縄物産展。過去最多の約50店舗が集まる今回は、ソーキそばやタコスといった沖縄グルメはもちろん、東京ではなかなか味わえないジューシーでフレッシュな石垣島産のパイナップルや、パッションフルーツも購入できる。また平日限定で、オリオンビール1杯と色々なおつまみを楽しめるオリオンビールせんべろセットを販売。好みのおつまみを選んでビールと一緒に楽しみ、一足先に夏の気分を味わえること間違いない。
また沖縄物産展の屋外特設会場で「めんそーれビアテラス」を開催。特設ステージでは沖縄ならではの三線ライブなどを楽しめる。ビアテラスは予約制のため、事前にWEBサイトを要チェック。
噴水広場では、沖縄アーティストライブが開催されるほかエイサー演舞や琉球舞踊といった、沖縄の歌と踊りで伝統芸能を楽しめる「沖縄県&恩納村おきなわまつり」を実施。またサンシャインシティ隣のIKE・SUNPARKでは参加型のエイサー体験が実施される予定だ。
夏が始まるこの時期に、至るところで沖縄を感じられる見どころ満載の本イベントへ、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。